サスペンスドラマ

慶應通信のレポートは何よりも書き方が大切。進め方から仕上げ方までの情報を完全網羅!

慶應通信に入学して間もない人は、レポートについてのイメージがまったくないことと思います。そのため、単なる文章になってしまい、受かるどころか、レポートとしての条件を満たしません。

 

私にはこういった時期が長くあったので、レポートが書けない人の気持ちは、誰よりも理解しています。実際に、昔の私のレポートは、次のようなものでした。

 

〇結論のないレポート
〇根拠のないレポート
〇本の丸写しのレポート

 

これらはすべて、調べたことを書いただけの文章に過ぎないため、そもそもレポートではありません。このような場合、書き方云々ではなく、もっと根幹の部分を修正する必要があります。

 

それは、レポートの概念そのものです。

 

慶應通信では、調べたことをまとめただけのレポートは、絶対に落とされます。こういったレポートの特徴は、主張が一方通行であるということがあります。

 

図式化すると、〈文献の要約→・・・→感想〉となり、これは中学生の読書感想文と同じ構造をしています。そのため、仮に主張が正しかったとしても、レポートとしては認められないというわけです。

 

・主張内容が正しいことと、レポートが受かることは全く別の話である

 

この点はレポート初心者には特に驚かれます。ただ、いま驚いた方に是非とも知ってほしいことは、レポートはれっきとした学術論文であるということです。

 

信じられないかもしませんが、レポートを書く者は、みな研究者だとみなされます。

 

このことが何を意味するかというと、

 

〇ほかの意見を鵜呑みにして、自分の主張として発表してはいけない
〇検証しない限りは、単なる「思い込み」と判断される

 

このようになります。レポートを書く者は、この重大な事実を知らなければなりません。

 

ここで、レポートの概念をさらに掴んでもらいます。

 

・レポートとは対話である

 

レポートとは、根拠のある者通しの対話です。

 

対話には必ず双方向のコミュニケーションが見られ、「話題・自分・相手」の3要素が必要です。そこで、これらをレポートに取り入れていきます。

 

「話題・自分・相手」のうち、多くの人は、自分の主張であれば問題なく書けます。ただ、その根拠については不十分であることが多いです。

 

このことを対話に置き換えて考えると、いつも勝手な主張ばかりしているのと同じです。実査の対話では、このようなことを決してしない人でも、レポートになると平気でやってしまいます。

 

したがって、レポート的に正しい「主張の行い方」をマスターする必要があります。

 

それは、常に「批判の目」を持つということによって可能になります。「自分の主張は本当にあっているのだろうか」、「反論の余地はないだろうか」といった批判の目を自分に対して持ってください。

 

そのための良いトレーニング方法を教えます。

 

自分の中に、「仮想の話相手」を用意します。そして、その人と議論をしながらレポートを進めていきます。

 

仮想の話相手は、とても嫌な人物である必要があります。口を開けば、「Why?(なんでそんなことが言えるの?)」、「So what?(だから何?)」ばかり言って、「証拠を出せ!」と絶えず要求してきます。

 

私なら絶対に友達にしたくないタイプですが、レポートを書く上では強力な助っ人になるため、心を鬼にして設定してください。なぜなら、こういったツッコミこそ、教授の視点そのものだからです。

 

対話で一番やってはいけないことは、相手の存在の無視です。これは反論の無視も含みます。

 

そこで、〈主張→根拠→反論〉といった図式を作り、さらに反対意見をひれ伏すことで、議論を深める必要性があります。このようにレポートを「根拠をもった者同士の対話」と捉えることで、「レポートになっていないレポート」から脱することができます。

 

次回は、具体的な形式について説明しますので、楽しみにしていてください。

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