サスペンスドラマ

学則を知らないと損をする。入学した瞬間に知るべき慶應通信のシステムとは。

「通信」だから余計に難しい

これから入学する人、あるいは入学したばかりの人に知ってほしいことがあります。

 

それは、慶應通信を卒業できるかどうかは、努力の問題ではないという事です。

 

慶應通信の勉強はレポート中心なので、完全にアカデミックな世界です。そのため、高卒で入学していきなり卒業するという事は、どう考えても不可能なのです。

 

実際のところ、多くの慶通生は、「通信だから簡単に卒業できるだろう」と安直に考えています。ただ、現実は真逆で、「通信だから難しい」のです。

 

慶應通信には、入試も授業もありません。

 

入試がないという事は、その分をレポートや科目試験のハードルに上乗せされます。そうしない限り、入試を乗り越えた通学課程の慶應生との間に不平等が生じるからです。

 

ただ、授業もないので、高くなったハードルを自分一人で乗り越えないといけません。

 

このようなわけで、慶應通信を卒業するという事は、とりわけ難しくて当たり前です。生半可な気持ちで挑戦したら、確実に終わります。

「頑張っていれば…」は無責任な発言

したがって、独学は無力です。よほど能力の高い人を除いて、一人では何もできなくて当然です。

 

逆に言えば、もし独学で何でも対処できるなら、この世から多くの塾が消滅します。学習塾や予備校などの教育機関はもちろん、コンサルティングやマッチングビジネスも独学により淘汰されるはずです。

 

ただ、高額の費用を支払ってまで受講者がいる事から明らかなように、指導と独学では天と地ほど結果の差が出ます。そのため、独学で大きな成果を出そうと考えている時点で、超残念な思考だと言わざるを得ません。

 

これは慶應通信にも当てはまります。多くの慶通生は、「頑張っていれば、いつか卒業できる」と本気で思っています。実際に、慶友会ではこのような話を聞かされるそうです。

 

ただ、努力だけでは何にもなりません。レポートの書き方が分からないだけでなく、テキストのどこを読めば良いかが分からない、テキスト内容が理解できないといった問題を、どうやって独学で解決するのでしょうか。

 

このようなわけで、慶應通信では独学は無謀です。その無謀さに後から気付いたのでは、大きく時間を無駄にしてしまいます。

 

そもそも慶應義塾大学というものは、中高6年間学年トップを取り続けた人が、毎日必死に勉強してようやく受かる世界です。公立トップ校を滑り止めにできる人が、合格発表の日に、泣き崩れている世界です。

 

こういった事実を知ったとき、よほど勉強が得意な人を除いて、独学を捨てる必要性が理解できます。

 

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レポートの勉強は、大きくインプットとアウトプットに分類されます。ただ、インプットからアウトプットへ直行すると失敗します。インプットした内容をうまくアウトプットするための過程が抜け落ちているためです。

 

その過程がアウトライン作成です。アウトラインはレポートの論点を視覚化し、論理的な展開が可能にします。このようなアウトラインの作り方について、説明型レポートと論述型レポートにけて説明していきます。

 

・アウトライン作成の意義

 

レポート作成の大きな壁は、論理的な展開です。インプットしたことのうち、レポートに必要なことは何かを判断できないといけません。さらに、それをどのような順序で展開するかまで考える必要があります。

 

このように論理的なレポートには、「項目」と「順序」という2つの指標があります。通常、文献内にはこれらは混在しているため、アウトプットする前に整理しておく必要があるのです。これがアウトラインの役割であり、レポートに必須となる理由です。

 

アウトライン作成は、必ず「図示」しながら行います。図示すると言っても「項目A→項目B→項目C→・・・→結論」というように項目と順序さえ明記しておけば、フォーマットは自由です。

 

このとき、アウトラインが一本の直線でつながっていなければ、論理性に何かしらの問題があると言えます。前後の内容が?み合っていない「矛盾」や因果関係が明確でない「飛躍」があるため、丁寧に確認していきます。

 

図示のメリットは、こういった論理的な問題点を修正できるだけではありません。特筆すべき点や論点を発見できます。

 

アウトライン作成の方法は、説明型レポートと論述型レポートで異なりますが、両者に共通することは、基礎から応用に向けて展開することです。必ず概念から説明を始め、課題に沿った結論を出します。一口に概念と言っても、色々な場合について細分化して考えることで、考察の一助となることもあります。

 

・説明型レポート

 

説明型レポートの場合、「答え」という決まったゴールはありません。全体を網羅することが要件なので、挙げるべき項目をピックアップします。

 

例えば、「真理関数理論について説明しなさい」というレポート課題があるとします。

 

これは説明型レポートなので、まずは以下のように説明項目をピックアップします。

 

真理表、正しい推論、記号化、恒真、論理式・・・

 

次に行うことは、これらを基礎から応用に並べることです。レポートは初出の概念を突然用いることはできないので、すべての基礎的概念は一度説明しておく必要があります。

 

例えば、恒真という概念は、論理式を真理表によって分析した結果です。そのため、「論理式→真理表→恒真」という順序で説明します。また、恒真によって正しい推論が規定されるので、「恒真→正しい推論」と展開します。これらはすべて記号によって述べるので、まず最初に記号化を説明しなければ論理的展開とは言えません。

 

このようなわけで、「記号化→論理式→真理表→恒真→正しい推論」と展開します。

 

一方、論述型レポートは答えを出すことが要件です。まずは答えを見つけ、そこから逆算して述べるべき項目を決めていきます。

 

例えば、「民主主義体制の定着条件について考察しなさい」という課題があるとします。このとき、単に定着条件を書くだけでは、3行程度で終わってしまいます。そこで、その答えをだすまでの経緯を順序立てて述べる必要があります。

 

それでは、答えからの逆算的思考を行います。今回は、「1人あたりGNPが高いこと」が、民主主義体制の定着条件だとします。そこで考えることは、「1人あたりGNPが高い社会とはどのような社会か」です。

 

それは、MDP社会です。MDP社会は富のある社会なので、「MDP社会→1人あたりGNPが高い」と言えます。次に考えることは、「MDP社会の特徴とは何か」です。

 

それは、権力分散のシステムと教育制度の整った社会です。次に考えることは、「これらの特徴は、何を反映したものか」です。

 

それは、議会政治です。実際に議会政治であれば、少数の指導者に権力が集中しないよう、選挙をはじめとしたさまざまな手続きが存在します。次に考えることは、「議会政治とは何か」です。

 

それは、民主主義の概念そのものです。国民の意思を反映するという事が民主主義の定義なので、

 

こうして、「民主主義の概念→議会政治→システム→MDP社会→1人あたりGNPが高いこと」というように述べる項目と順序が明確になり、論理的な展開が可能になります。

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