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レポートの質を上げるためには、基本に忠実に書くことが大切です。これは、「レポートの形式を守る」ということと同じ意味です。
レポートを書くときは、序論や結論を本論からきちんと区別します。この区別の仕方は、丸暗記するのではなく、序論・本論・結論の役割を理解することで、誰でも間違えることなくできるようになります。
このページでは、序論・本論・結論で書くべき項目について解説していきます。
序論-本論-結論に分ける
良いレポートには「ある特徴」があります。それは、正しい構成をしていることです。
実際に慶應通信の教授は、「目次を見ただけでレポートの質が分かる」と言っていました。その意味において、序論と結論はとても大きな役割を果たします。
50m走をイメージする
レポートの形式を学ぶ際、50m走を例に考えると、理解が進みます。
50m走には、スタートラインとゴールラインがあります。その間が、あなたが走っている時間です。
このとき、もしもスタートラインが無ければ、走ることができませんし、ゴールテープを切ることもできません。このようにすべての物事には、「開始」と「終了」という2つタイミングが存在します。
レポートでは、この開始が「序論」になります。序論でスタートを切った後は、実際に文章を進めます。
これが本論です。このとき、どこに向かって走るかは決まっています。ゴールテープです。
この最終的な到達点は、レポートでは結論と呼ばれます。
このようなわけで、序論はレポートのスタート地点であり、結論はゴールだと考えてください。
さてスタート地点では、これからレポートを展開するための準備として、やらなければならないことがあります。
それは、問いの明記です。レポートの文章は問いから始まるので、このステップは非常に重要です。
問いを掲げた後は、それを解決すべく本論を展開します。こうして十分議論した結果、何かしらの答えを得ることが、結論を導くということです。
このようなわけで、序論には問い、本論では議論、結論には解答が明記されます。レポートの「結論を出す」というのは、序論の問いに対して、答えを出すことなのです。
このように「どこで何をするか」を把握した上で展開すれば、レポートの質はグッと上がります。
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