サスペンスドラマ

あまり情報のない慶應通信の卒論。テーマ選びからデータ収集まで、指導から提出までの流れを一網打尽。

卒論構想

私の卒論は、教育心理学の動機づけ理論を扱っています。「子どもに対して、どのように教えたらやる気が上がるか」について研究しました。

 

これから卒論を始めるとき、最初に考えることがあります。

 

それが、卒論構想です。結論を出すために、何を述べる必要があるかをリストアップする作業です。

 

私の卒論構想は、次のようになっています。

 

動機づけ理論
学習の認知構造
理解とやる気を上げる理論
子どもの置かれている環境
色々な教育観と教育問題
教育問題を解決する教育のモデル
具体的な授業形式
授業形式が生徒に与える影響についての実験

 

2回目の卒論指導までに、上記リストを完成させないといけません。

 

真剣に資料集めをしないと構想は広がらないので、2回目の卒論指導の時点で卒業時期は決まります。

 

私の場合、上記の半分程度しかできていませんでした。そのため、「今からたくさん言うから箇条書きでメモして」とダメ出しの嵐を食らいました。

 

その際のメモから、上記構想を作成しました。

膨大な内容を整理づけるために主問だけでなく副問を立てる

論文の柱は、問いと答えです。特に卒業論文のように長い文章では、このことを強く意識しておかないといけません。

 

卒論では、全体の問い(主問)に対して、それを解決するための小さな問い(副問)を用意します。副問の存在は主問への分析力を上げ、結論への道筋を明確にします。

 

私の場合、主問に対して以下の副問を用意しました。

 

「この様な経緯から動機づけ理論に関する論文テーマを構想し、最終的に本論文のテーマを「子どもの教育」と設定した。そして「どの様にして子どもの「やる気」を伸ばすか」を本論文の主問とした。

 

この問いに答えるために「子供のやる気とは何か」「学習の認知メカニズムはどうなっているか」「学校教育は子どものやる気にどの様な影響を与えているか」「どの様な教育態度が子どもの教育に適したものか」という副問を用意した。」

 

結論もミクロとマクロで2つ出します。

 

きちんと理論を理解できていれば、同じ実験結果を見ても多角的な結論を引き出すことができます。

 

私の結論の一部を紹介します。

 

「以上より、教師は学習者の有能性を示唆する報酬を与える事、また学習者の知識の不十分な部分を認識し、それと適度なズレを持った情報を用意しておく事で、子どもの「やる気」を起こす事ができる。以上がミクロな視点からの本論文の主問への解答とする。〜中略〜したがって学習のモデルが再整備の要求により得られた指導方法の指令や、教授のモデルを再吟味する過程を定期的に行うという学校や社会の教育態度を、マクロな視点からの本論文主問への解答としたい。」

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