慶應通信を卒業する思考:記憶のメカニズム

卒業できるレポートのノウハウをすべて無料メルマガにて授けます

記憶のプロセス

勉強は基本的にすべてが「暗記」だと言えます。英単語、漢字、用語はもちろん、解法を覚えるという意味では、どの科目も暗記が基本になっているためです。

 

そこで、暗記について詳しく説明していきます。

 

暗記は次の3つのステップで行われます。

 

記銘

情報を頭にインプットしますす。教科書を読んで、その内容を頭に詰め込む事が該当します。

 

保持

記銘された情報を頭の中に維持します。これには一定時間かかります。

 

想起

アウトプットして保持できているかを確認します。

 

以上が暗記のステップになります。

 

多くの人は、記銘のみ行い、覚えた気になりますが、思い出してみないことには覚えているか分かりません。そのため想起まで必ず行ってください。

2種類の記憶

このステップで暗記された情報を「記憶」と呼びます。記憶は性質の上で、次の2種類に分けられます。

 

記憶は維持される期間の長さによって、短期記憶と長期記憶に分けられます。両者は容量の異なるUSBだと考えることで、理解が促進します。

 

短期記憶

容量の小さいUSBなので、保存期間はわずか数秒で、次々と上書き保存されていきます。このように覚えられる容量も時間も少ない記憶を短期記憶と呼びます。

 

長期記憶

容量の大きいUSBなので、無制限に無限に保存できます。このように大量の情報を整理できる記憶を長期記憶と呼びます。

 

一口に記憶と言っても、短期記憶と長期記憶では、機能性の面でまったく別物です。その理由は、これらを司る脳内の部位が異なるためです。

 

短期記憶は海馬、長期記憶は側頭葉が司ります。ただ、両者は密接しています。

 

長期記憶に入るためには、まず最初に短期記憶に入り、その後長期記憶へと移動します。つまり、短期記憶で選ばれた情報だけが、長期記憶になることができるという事です。

関連ページ

「効率的な勉強」とは何か
慶應通信で合格するレポートの書き方を教えます。
忘却の仕組み
慶應通信の卒業生が教える、レポートの書き方に特化したポータルサイトです。 実際に私が書いたレポートを見せながら、受かるレポートの書き方をすべて教えます。
長期記憶の条件
暗記とは情報を長期記憶に入れることです。その条件ととエビングハウスの忘却実験について説明します。
覚えられる勉強法
効率的な勉強法について説明します。
そもそもやる気ってなに?
科目試験の対策法は基本的には暗記です。暗記の仕組みや記憶のメカニズムを活かした勉強法を教えます。
勉強の最初の一歩を起こす方法
科目試験の対策法は基本的には暗記です。暗記の仕組みや記憶のメカニズムを活かした勉強法を教えます。
行動を起こさせる「外発的動機づけ」
科目試験の対策法は基本的には暗記です。暗記の仕組みや記憶のメカニズムを活かした勉強法を教えます。
行動を継続させる「内発的動機づけ」
科目試験の対策法は基本的には暗記です。暗記の仕組みや記憶のメカニズムを活かした勉強法を教えます。
努力と成果の関係を紐解く「レミニセンス現象」
慶應義塾大学通信教育課程の卒業生が、自身のレポートを公開しながら、卒業するノウハウを全公開したポータルサイトです。レポートの書き方は全国共通なため、慶應通信だけでなく、すべての通信教育課程の方を卒業へと導きます。
予習と復習はどちらが大切か
慶應義塾通信教育課程の卒業生が教える、大学の通信教育過程のレポートの書き方に特化したポータルサイトです。 実際に私が書いたレポートを見せながら、受かるレポートの書き方をすべて教えます。
分散学習ができない人は慶應通信に向かない
科目試験の対策法は基本的には暗記です。暗記の仕組みや記憶のメカニズムを活かした勉強法を教えます。
自分を自分のコントロール下に置くための目標設定
慶應通信の勉強の効率的な進め方について、科学的見地からまとめたページです。
スクーリングの目的とは?:雑念を捨てて集中状態を維持する方法
慶應通信のスクーリングで集中状態を維持する方法を教えます。

HOME レポートのノウハウ 卒業のノウハウ 指導実績 無料メルマガ講義