慶應通信を最短卒業するなら最初にレポートの書き方を学ばないと無理。その理由とは?

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4年卒業の概略

4年卒業するためには、適切なタイミングで適切な内容を勉強しなければなりません。概略としては次のようになります。

 

1年目:大学教育の目的、レポートの形式、科目試験対策の方法を学ぶ

 

2年目:テキスト批評の仕方、参考文献の使い方、説明型レポートの書き方を学ぶ

 

3年目:学問の概念、考察の加え方、論述型レポートの書き方を学ぶ

 

4年目以降:卒論執筆

 

このページでは、各年度で慶通生が陥りがちな罠を挙げつつ、卒業までのマインドセットについて解説していきます。

1年目

慶應通信で失敗する人には共通点があります。1年目の目標を「単位数」で設定することです。

 

もちろん、目標単位数を持つこと自体は普通の思考です。ただ、「どうすればそれだけの単位が取れるか」という思考が抜け落ちていたら、その数字はまったくもって意味がありません。多くの場合120単位を単純に4で割って、年間目標単位数を「30単位」と設定しているだけなので、なおさらです。

 

それでは1年目は何を目標とすべきかと言うと、卒業まで使える思考を習得することです。これは、レポートの書き方や科目試験の対策方法など、ごく基本的な事を指します。

 

わざわざなぜこんなことを言うかと言うと、慶應通信には、こういった基本をないがしろにする人が本当に多いからです。こういった人は、結局何も得られないまま2年目に突入するので、失敗や挫折が待っています。

 

このようなわけで、1年目は単位そのものではなく、単位を取る仕組みを構築するようにして下さい。

 

「レポートの書き方」を学ぶ

 

「テキスト履修要項」を読む習慣を身につける

 

きちんと文献を読む習慣を身につける

 

これらは卒業生であれば誰もが行う基本中の基本ですが、多くの人は5年経っても10年経っても身についていません。むしろ、5年も10年も卒業できないのは、こういったことを学ぶ時期を逃したためであり、単なる数字を目標に非効率な勉強を続けた結果だと言えます。

 

慶應通信というものは、ダラダラ在籍すればするほど、卒業できる確率は下がります。その中で必ず成功するためには、長期的な視点を持って勉強をしないといけません。このように考えれば目先の単位より、基礎を学ぶ方が圧倒的に重要であるという事が理解できると思います。

2年目

1年目とは打って代わり、2年目は単位に対してシビアにならないといけません。最低でも総合教育科目を終わらせなければ、高い確率で10年コースに突入してしまいます。

 

なぜかと言うと、2年目に加速できないと、その後さらに勢いを失うからです。今後は専門教育科目、卒論と、難易度は上がるしかないので、気持ちが高まっていなければ「停滞」への黄色信号がともるのです。

 

とは言え、総合教育科目だってそこまで簡単なわけではありません。苦手な科目もありますし、どう進めたら良いか分からないこともあります。

 

ただ、やり方が分からないからと言って、先に専門科目に手を出すことだけはやめてください。

 

専門科目は論述形式のものが多いので、形式の異なる総合科目と時期を分けて学ぶべきです。一見すると課題は簡単そうですが、そもそも全く違う勉強なので、履修順序から明確に線引きしないといけません。

 

かくゆう私は、専門科目に手を出して失敗した1人です。その結果、説明と論述の知識がゴッチャになり、レポートの全体像を理解するのにかなりの時間がかかってしまいました。総合教育科目を後回しにしたことで卒論登録も遅れたので、結果的に卒業時期が2年間遅くなってしまいました。

 

そのため、あなたは、2年目こそきちんとした順序で学んで下さい。

 

やることは非常にシンプルです。「総合教育科目→専門教育科目」の順序で学ぶことです。

 

この順序で学ぶだけで、あらゆる点で無駄が一切ないという事を理解してください。2年目は説明型レポートを書きまくり、総合教育科目を終わらせることだけに集中してほしいと思います。

3年目

3年目の大きな目標は、「論述」をマスターすることと、100単位に到達することです。ただ、両者は関連しているので、どちらかが書けていると、もう一方の目標も達成できなくなってしまいます。

 

論述について簡単に説明すると、問いを立てて、それに対して考察を加えることで、答えを出すことを目的とした文章です。本格的な「学問」の形であり、そこへ突入していくのが3年目なのです。

 

実際のところ、慶應通信では40単位以前と60単位以降では、何もかもが変わります。2年間で60単位取れた人が、その後5年間でまったく単位が取れない人が普通にいることが、その証拠です。

 

そして、このトンネルを抜け出すのが、だいたい100単位なのです。その時点で論述をマスターしているので、卒業は時間の問題になります。

 

そこまでの過程で様々な問題が生じます。それを解決する方法があるので、ここでは簡単に教えておきます。

 

全ての問題を「大学教育の目的」に照らし合わせ、常にこれに沿って行動することです。実際に、この中にすべての答えがあるので、今の自分に足りないものをすべて思い出させてくれます。

 

このようなわけで、大学教育の目的を把握することは重要です。メルマガ内で詳しく解説しているので、こちらから登録して、学びを加速させてください。

 

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4年目

「卒業」という言葉は、すべての慶通生にとって特別です。慶應通信という枠組みから外れ、れっきとした慶應卒と認められるからです。

 

そのためには通学生と同じ規定をすべて満たす必要があり、1つでもやり残しがあると卒業できません。年度内にこのやり残しを0にした人だけが、翌年の3月に卒業できます。

 

自分の卒業したい年に卒業するという事は、実は非常に難しいことです。その最たる要因は卒論です。

 

卒論完成までにかかる期間は、指導教授によって1年〜10年と大きな幅があります。私は1年でしたが、もし違う教授にあたっていたらどうなっていたか分かりません。

 

ただ、それに対して対策がないわけではありません。例えば、

 

教授のリサーチ

卒論指導期間の長い人を選ばない

 

卒論でやりたいことを明確にする

テーマを絞れば絞るほど卒論は書きやすくなる

 

毎日行動する

半年に一度の指導を無駄にしない

 

などが挙げられます。

 

早く卒論を完成させられる人は、必ず上記行動を取っています。私の場合、リサーチこそ行いませんでしたが、それ以外は本気でやりこみました。

 

慶應通信で唯一、卒論提出には相手があります。その意味で運の要素もあるというだけなので、早く卒業したいのであれば、あなた自身の努力が大前提となる事を認識してください。

 

4年卒業に興味のある方はこちらのページもご覧になってください。

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