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入学から卒業までの流れ

慶應通信の入学から卒業までをおおまかに説明すると次のようになります。卒業までのイベントを中心に説明しますので、レポート・科目試験・スクーリングの詳細は割愛します。

 

入学→卒論登録→卒論指導→卒論提出→卒業

 

このような流れです。

 

卒論登録には条件があり、テキスト・スクーリングから決まった単位を取得します。卒論指導後は、卒論とレポートを並行して進めていく形になります。(卒論登録の条件についてはこちらをご覧ください)

 

卒論登録の時期は、初回指導の時期によって2種類に分かれます。卒論登録自体は基本的に一年中受け付けていますが、5月指導を受けたい場合、卒論登録は2月初旬までに行います。10月指導を受けたい場合、卒論登録は8月初旬までに行います。

 

卒論指導登録で最も注意することは、登録条件と科目試験のタイミングです。

 

科目試験は5週間後に結果が出るため、直前の科目試験の結果が反映されない状態で、登録条件を満たさなければなりません。例えば、5月指導を希望するならば、前年の10月試験の時点でしっかり単位を満たしておく、といった履修計画を立てる必要があります。

最初の2年間の過ごし方

慶應通信であっても、一般の課程と同じように、1・2年次は総合教育科目に集中すべきです。総合教育科目の方が受かりやすいですし、扱うテーマも基礎的なものです。

 

また、総合をしっかり取っておかないと、次のステップ(卒論指導登録など)へ進めませんので、先に専門科目をやるメリットは皆無でしょう。

 

最初の2年間で絶対にマスターしなければならないことは、次の3つです。

 

@レポートの書き方

 

A各種期限を把握

 

B卒業所要単位

 

慶應通信では、誰も期限を教えてくれません。誰も教えてくれませんが、すべて把握しておくいうのが慶應通信の不文律です。塾生案内を見たり、不明点は事務局に電話して直接教えてもらえば、基本的な疑問は解決します。

 

1・2年目に関係する期限のうち代表的なものは、

 

・レポート提出期限

 

・科目試験 登録期限

 

・スクーリング履修科目 登録期限

 

・スクーリング「仮」登録必須科目 登録期限

 

これらは、1日でも遅れると、次の機会まで履修することができません。例えば、レポートや科目試験であれば3か月遅れになり、スクーリングであればその夏を諦めるしかありません。

 

また、1・2年目に覚えることは期限だけではありません。卒業所要単位に関するルールです。

 

総合教育科目に関して代表的なものを言うと、

 

@外国語 必修8単位

 

A体育科目 必修4単位

 

B3分野科目 それぞれの分野で2科目以上6単位以上で合計36単位以上(スクーリングは12単位まで認められる)

 

Cスクーリング 18単位まで

 

特に3番目の3分野科目に関するルールがややこしく、上記の内容に加えて、テキスト24単位以上、スクーリング12単位以下でなければなりません。これと外国語・体育・3分野の合計で48単位にします。
ところがすべて最低限でいくと、36単位にしかならないため、残りの12単位が不足します。これは3分野科目から自由に補うことができます。

 

その際、スクーリングを活用しすぎると、「3分野スク12単位」までというルールに反しますので、注意してください。テキストであればすべて認められるので、なるべく早くレポートの書き方を身につけた方が良いです。

 

ここでは、レポートの書き方についての説明は割愛しますので、詳しくはこちらのページをご覧くださいませ。

3年目の過ごし方

4年卒業の正念場は3年目です。今までの比ではないくらい、この年は努力する必要があります。

 

すべてのスクーリングを終わらせ、卒論以外の単位のほとんどを終わらせなければなりません。また、卒論テーマを決定します。

 

少なくとも年間50単位を取って、テキスト・スクーリング合計で100単位に乗せなければ、4年卒業は不可能になります。

 

その理由は後述するとして、50単位の内訳を説明すると、テキスト40単位、スクーリング12単位という取り方がベストです。スクーリングは行くだけで受かるのでいいとして、テキスト40単位がどうしてもネックです。

 

しかしこれは、毎回の科目試験ごとに10単位ずつ取っていけば達成できます。10単位というのは、4科目ないし5科目分の単位なわけですから、2週間に1本のペースを死守しなければなりません。

 

ここで本格的な壁に突き当たります。専門科目は総合科目のように、簡単には受かラないという事です。レポート課題・合格のハードル・参考文献の難易度、すべてが難しくなるため、レポートの書き方を正確に把握する必要があります。

 

しかしながら、この年に1からレポートを学んでいては、年度内に50単位はほぼ無理です。このような理由で、レポートの書き方は2年目までにしっかり勉強しないといけないのです。

 

また、卒論テーマを考え始めるのも3年目です。卒論テーマは一度決めたら、原則変更ができません。

 

そのため、テーマ選びに失敗し、卒論だけで5年かけているなどザラです。かなり慎重に選びたいところですが、締め切りがあるためどんなに遅くても7月までにテーマを決定し、8月初旬には送らなければなりません。

 

テーマ選びのコツは、少量でも自分でデータが取れそうなテーマを選ぶということです。いくら興味関心があるテーマでも、データを取る環境がなければ、いつまでたっても完成しません。

 

私の場合は、家庭教師の生徒にいろいろな形式の授業をして、やる気の変化を調べました。それをまとめたデータを用いて卒論を書いたのですが、このような独自のデータが慶應通信の卒論では必須なのです。

 

このデータについて深く考えずにテーマを決めてしまうと、卒論だけで5年かかるという事はザラです。

4年目の過ごし方

4年目はテキストの残り16単位を4月・7月・10月試験の3回で片づけ、11月中に卒論を提出します。なぜ10月試験までかと言うと、翌年の1月試験の結果は反映されないので、その前の段階で卒業所要単位完全に満たしておく必要があるためです。

 

1回1回の科目試験が背水の陣になるのもそうですが、5月(2回目)と10月(3回目)の卒論指導で着実に詰めていかなければなりません。ただ、10月の卒論指導は提出印をもらうだけの回にしないといけないので、実質、指導ラストは5月指導ということになります。

 

したがって、5月指導では最大限の質問をして、大量のメモやレコーダーを持参する必要があります。進めていくなかで不明点はメールで解決させ、途中経過も添削してもらうなどして、なんとしても及第点に乗せるという気持ちで動きます。

 

このようにしなければ、ほかの人が5年も6年もかかっているなか、たったの1年で完成させることはできません。

 

ちなみに、私は奇跡的に3回の指導で卒論を完成させましたので、以下卒論の進め方について、自分の体験談を交えながら述べていきます。

 

・初回指導(2010年10月)

 

十中八九、予め提出しらテーマは修正されます。初回指導は今後の方向性を決めるためのものです。

 

私の場合、理論の部分の節立てを教えてもらい、次回指導で実験の方法を扱うと言うことになりました。しかしほとんど人は、この段階では指導の真意に気付くことができません。

 

スタートの段階では、質問の余地がないためのです。こうして、大切な指導がすぐに終わってしまいました。

 

そして最も恐いことは、「卒論はこんなものなのか」と思って、次の指導までの大切な7か月間を無駄にしてしまうことです。その帳尻合わせは、科目試験で最も忙しい夏・秋に押し寄せます。

 

ですから、不明点が少しでも出たら必ずこまめに質問をすることが大切です。最初はわずかな違いでも、そのまま進めていくと大きなずれになり、最悪私の様にすべて書き直しすることになってしまいます。

 

当然、質問もある程度努力しないと、卒論に遠く及ばなものしか出ませんので、とにかく文献を読んで、教授の真意に気付いてください。

 

 

・2回目指導(2011年5月)

 

一応、初回指導の通りに節立てしたつもりで持参した下書きを見て、教授は黙ってしまいました。かなり間をおいて一言。「少し多く言うから箇条書きの準備をして」

 

そこで指示された内容から、卒論というものの規模がどんなに壮大なものなのかを理解しました。そして、なぜもっと真剣に取り組まなかったのだろうかと悔やみました。

 

このように、2回目指導は初回指導と比べ、かなり具体的な指示をもらうことができます。「これはいらない、これはいる」とったことを理由とともに教えてもらえるので、卒論とは何かが初めて理解できます。

 

他には、実験の仕方・データのとり方について実際的な方法を教えてもらうので、一応のゴールを見ることができます。

 

やることは山積みでしたが、一応卒業予定申告許可をもらうことができました。

 

 

・3回目指導(2011年10月)

 

前回指導からこの期間までに、特別に会ってもらう機会をえました。その理由は、実際に実験をしてみると、研究室内で話したようなデータが取れないことが多かったのです。

 

また、実地に際しての独自に変更した点や、それによる客観性の保証なども心配でした。

 

実際にデータを取ってみると分かりますが、予想外の結果が出てしまうことは多々あります。このような状況で最後の指導が始まったのですが、やはり指導の中心は、実験結果と考察の書き方についてでした。

 

回を増していくごとに指示が細かくなっていき、今回は今までのすべてを上回る指示でした。結果について、生徒ごとにかくパートと要素ごととに書くパート、それぞれにグラフはあったのですが、さらに統計学の表を追加するといった内容でした。

 

このうち、最初は結果のパート分けの意義が分かりませんでしたが、多様な切り口からデータをみることができるので、今まで見えなかった実験の効果を述べることができるようになります。

 

このことに気付いた私は、とにかく最後までデータ処理に時間を注ぎました。

 

 

・卒論提出

 

3回目指導の後にも何度か時間を作ってもらい、指示内容との間にズレがないかを細かくチェックしてもらいまいました。最後の指示と同時に提出許可をもらい、全60ページの校正を何度も行い、生協内で冊子の形にして、窓口に提出することができたのでした。

卒論提出と卒業試験

卒論を提出できて、卒業できない人はいません。翌年の2月に卒業試験を受けて、3月に卒業できます。

 

ただ、このことに関して、慶應通信には1つの恐ろしいルールが存在します。

 

卒業試験に2度落ちたら、2度と卒業できない、というものです。

 

実際には適用されることがほとんどないこの学則ですが、よく見ると確かに存在します。卒業試験の内容はどのようなものかと言うと、実は非常に簡単で、卒論に注いだエネルギーからすると拍子抜けしてしまうほどのものです。

 

主査(卒論指導教授)と副査(その弟子)の前で、卒論の概要を述べ、その後副査を中心に出される質問項目(5つほど)に答えていく、以上です。

 

自分で書いた論文なので、概要を述べるなど朝飯前ですし、理論が完璧に頭に入っていますので、かなり精度の高い回答が出せるのは当たり前です。

 

つまり、先ほどの述べた学則は、代筆に対する処罰と考えられます。当たり前ですが、きちんと自分で書いたのであれば、提出許可をもらった時点で100%通るのが卒業試験なのです。

 

そうとは知らず、緊張のあまり青くなりながら入室した卒業試験でしたが3月になって結果らしき封筒が自宅まで郵送されました。

 

開封してみると、「卒業が決定しました」という一文がありました。

 

この瞬間、夢は現実になりました。

 

「慶應通信から慶應卒へ」という目標は、80単位を最後の2年間で、卒論を実質半年程度でまとめることで、奇跡的に達成できました。

 

もし何か1つ、慶應通信で1番記憶に残ったことを言えと言われたら、今でも間違いなく答えは決まっています。

 

卒論のデータ処理をやっていた期間です。

 

特殊なアンケート資料を国会図書館で揃えたり、スターバックスとサンマルクに引きこもって文章を書いたりした日々です。疲れと焦りで100%脳は浸食されていましたが、これだけのことをやったことで、自分は本当の慶應生になれたと思いました。

夢の続き

卒論提出後、急に時間ができたため、新卒として就活を始めました。SPIやテストセンターなどを勉強し、最終的に教育心理学を活かせる学習塾へ就職しました。

 

これをもって、私の夢は一度終わりました。

 

しかし、そこから5年の時を隔て、私は慶通の世界に帰ってきました。

 

夢の続きを叶えるためです。

 

卒業後も私の心を捉え続けた慶應通信の日々。卒業後5年間、私の中から消えることがありませんでした。

 

私にとっての最高の思い出は、間違いなく、慶應通信を卒業したことです。

 

この気持ちを多くの人の力に変えたい、それが夢の続きです。

 

人生をかけてやるからには、たとえ離れても、心が奪われるような魅力がないといけません。そういう意味で、慶應通信は相手にとって不足なしです。

 

勉強で悔しい思いをした方、慶應卒にあこがれる方、ぜひ慶應卒になってください。慶應卒になって、周りを見返し、人生を変えてください。

 

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