志望理由書の文章の語尾:「である調」と「ですます調」

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「である調」と「ですます調」

慶應通信の志望理由書の作成にあたり、必ず直面する問題があります。

 

それが、文章の語尾です。

 

文章の語尾は、「である調」と「ですます調」に分けられます。どちらの語尾を使用するかによって文章の印象が変わるだけでなく、きちんと趣旨に合った適切なものを選ぶ必要があります。

 

それでは、慶應通信の入学者選抜においては、どちらの語尾が適切なのでしょうか?

 

このページでは、慶應通信の志望理由書における、「文章の語尾問題」を解説します。

 

志望理由書の問題文では、語尾は指定されていません。そのため、「である調」と「ですます調」のどちらを使用すれば良いか、また問題ごとに使い分けて良いかなどの疑問が生じます。

 

そして、どちらの語尾が慶應通信で評価されるかは、知る由もありません。

 

ただ、私は実際に合格した方から多くの連絡をいただいているので、これに対する明確な答えを持っています。

 

結論から言えば、問題Aは「である調」、他はどちらでも良いです。

 

実際に、3問すべて「である調」、問題@とAは「である調」、問題@とBは「ですます調」、いずれのケースも合格できています。

 

つまり、問題Aで「である調」を使用すれば、語尾についてはあまり気にしなくて良いと言えます。

問題ごとの適切な語尾

それでは、この理由について解説します。

 

前提として、正式な書類は「である調」が基本です。実際に、小論文入試では「である調」が必須で、慶應通信に入学後のレポートでも「である調」で述べます。

 

このことから、大学の入学者選抜の課題である問題@〜Bは、すべて「である調」で書いても問題ありません。

 

特に、論評である問題Aは「である調」が適切であり、論述の要素を含む問題@も同様に馴染むと判断できます。

 

一方、志望動機を述べる文章は「ですます調」が一般的です。例えば、履歴書やエントリーシートでは丁寧な印象を与える「ですます調」が自然で、「である調」は少し偉そうな印象を与えてしまう可能性があります。

 

このことから、問題@とBは志望理由を趣旨とするため、これを志望動機と捉えて「ですます調」も十分に適切であると判断できます。

 

以上をまとめると、

 

問題@小論文と捉えれば「である調」or志望動機と捉えれば「ですます調」
問題A小論文と捉えて「である調」
問題B正式な書類のため「である調」or志望動機と捉えれば「ですます調」

 

が最適な語尾と言えます。

 

結論として、問題Aは「である調」、他はどちらでも良いです。

 

どちらかと言えば、問題Bは「ですます調」が馴染みますが、「である調」でも実際に合格できていますので、3問すべて「である調」に統一してもまったく問題ありません。

 

文章の語尾については、上記の程度で認識しておくと良いでしょう。

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