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出願書類は2月末で完成させる
慶應通信の受験には学力検査や面接がないため、合否は出願書類で決まります。
入学時期は4月と10月の年2回あり、入学志望者はWEBで出願し、期限までに提出する必要があります。
このページでは、4月入学の場合について、提出物完成までの流れを説明していきます。
多くの人は、前年11月頃から慶應通信を検討し始めます。ただ、この時期に何か具体的に準備できるわけではないので、こまめにWEBを確認し、実際の問題を待ちましょう。
例年2月上旬から3月上旬が出願期間となるので、確認でき次第準備を始め、2月中に完成させられるようにスケジュールを立ててください。
志望理由書は問題番号通りに進めてはいけない
出願書類のうち、直接的に合否を分かつものが「志望理由書」です。
志望理由書には3題あり、それぞれ必要な知識や文字数が異なります。そのため、「何を、いつまでにやる」という順序と期限が重要となり、計画的に進めないといけません。
例年、志望理由書は次のような内容となります。
@志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。
A自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自分の視点から詳しく論評しなさい。
Bなぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。
勉強の基本は、基礎から応用へ向けて取り組むことです。基礎的な知識で取り組める問題から始め、その後具体的な知識を要する問題にじっくり取り組みましょう。
これらの問題は難しい順に「A→@→B」となるため、「B→@→A」の順で取り組むことで、効率的に進められます。
完成までのスケジュール
最初は、問題B「なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。」に取り組みます。
この問題は特別な知識が必要なく、文字数も150文字と少ないので、3日程度で終わらせることができます。
1月中に完成できると気が楽になるので良いでしょう。
次に、問題@「志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。」に取り組みます。
この問題は志望学部・類の学問分野を理解した上で、自分の学びたい内容がきちんとそれに属しているかを確認する必要があります。入学後の勉強内容を具体的に提示するため、リサーチに時間がかかります。
毎日取り組み、1週間〜2週間かけて、2月中旬までに完成させましょう。
最後に、問題A「自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自分の視点から詳しく論評しなさい。」に取り組みます。
この問題は文献選択や読解など多くの下準備や、「要約」「論評」といった文章力が必要になります。他の問題と比べて専門性が高く、多くの時間を使いたい問題となります。
書籍に使う時間も含め、2週間〜3週間かけて、2月末までに完成できるようにしてください。
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