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学部の学びに対する勘違い
慶應通信には文学部、経済学部、法学部の3学部が設置されています。
そのため、入学を決意した人が最初に悩むことは、「どの学部に入ろうか」という学部選択です。どの学部を選ぶかによって、勉強内容がガラリと変わるので、当然の悩みだと言えます。
また、学部には類という区分があります。文学部は3つの類、法学部は2つの類に分かれます。これは通学課程の学科に相当するため、どの類を選ぶかによって、専攻分野や卒論テーマに関係します。
これらはすべて入学前に決める必要があります。慶應通信のことを何も知らない状態で決めるので、多くの人は認識違いをしたまま学部選択をしています。
実際に、「なぜその学部を選んだのですか?」と聞いてみると、非常にあいまいな答えが返ってきます。
「仕事の関係上、経済に強くなりたいから経済学部を選びました。」や「生きていく上で、法律の知識が必要だから法学部に選びました。」という答えです。
ただ、このように答える人は、そもそも大学の勉強内容を理解していません。
慶應通信で学べるのは実際の経済ではなく、学問としての「経済」です。法律の内容ではなく、学問としての「法学」なのです。
したがって、経済学を卒業しても世界経済が分かるようになりませんし、法学部を卒業しても法律の内容が頭に入るわけではありません。
このように間違った理由で入学した人はモチベーションが上がらず、途中で諦めてしまうのです。
学部選択の本質となる考え方
学部選択の際、入学前の人は大きく次の2種類に分けられます。
「この学部に入学して、専門的な知識を身に付けたい。他の学部では無理です。」
「慶應卒になれるなら、どの学部でも良い。卒業しやすい学部を教えてください。」
このうち、成功する可能性が高いのは後者です。
学部選択の際に重視すべきことは、「学んだ知識を社会で活かそう」といった実利的な考えを捨てることです。実利を求めるなら資格の専門学校に通うべきですし、そもそも卒業できなければ意味がありません。
したがって、学部選択の本質とは「どの学部なら卒業しやすいか」という現実的かつ消去法的な視点です。
得意分野があればその学部に、そうでなければ比較的学びやすい学部に入学するべきなのです。
学びやすい学部については、こちらのページでも解説しています。
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