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最初に取り組む問題B
慶應通信に入学するには、「志望理由書」に沿って文章を作成する必要があります。
志望理由書は次の3つ問題があります。
@志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。
A自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自分の視点から詳しく論評しなさい。
Bなぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。
問題@とAは知識と分量が要求されるので、多くの下準備が必要になります。
ただ、問題Bは最も基本的な志望理由が問われ、文字数も150文字と少ないため、比較的容易に完成させることができます。
そのため、最初は問題Bから始めると良いでしょう。
文章作成のアウトライン
問題Bの文字数制限は150文字なので、かなり簡潔にまとめる必要があります。
「なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。」という問題は、「慶應義塾大学を選んだ理由」と「通信教育課程を選んだ理由」という2つの要素が求められます。
このうち片方でも抜け落ちていたら十分な解答とならないので、漏れなくまとめる必要があります。
その際のポイントは、段落分けです。
上記の要素に応じて2段落構成にし、以下の流れで作成します。
これにより限られた文字数の中で、端的かつ論理的な展開が可能になります。
文章作成上の注意点
1段落目では、「なぜ慶應義塾大学を選んだか」について述べます。
他の大学もあるなか、私大最高峰「慶應義塾」を選択するには、様々な理由があるはずです。
単純に「かっこいい!」という人もいますし、「これまでの学歴コンプレックスを払拭したい」という人もいると思います。
ただ、これらはすべてNGです。
志望理由において、こういった主観に価値がなく、解答と見なされません。入学後もレポートで苦労することが目に見えているので、容赦なく不合格になります。
述べるべき内容は、「慶應義塾の伝統」や「教育理念」と、それに対する自らの考えです。
例えば、「実学の精神」を取り上げ、そのどこに感銘を受けたかを述べると良いでしょう。
2段落目では、「なぜ通信教育課程を選んだか」について述べます。
通信教育課程には、通学課程にはない様々なメリットがあります。それらを整理し、自分自身にとってどのような意味があるかを考えましょう。、
この点を述べることで、通信教育課程に対する本気度が伝わります。
特に、慶應通信は学び方が独特なので、自らの適性や将来の展望に触れられると良いでしょう。
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