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長期記憶の2つの条件
「記憶」や「暗記」という言葉を知らない人はいないと思います。ただ、両者の違いを明確に説明できる人はほとんどいません。
記憶とは覚えている知識のことで、暗記とはいつでも思い出せる記憶を作ることが該当します。つまり、暗記は記憶のうち、長期記憶と密接に関係しているのです。
暗記とは長期記憶へ情報を入れることです。そのため、長期記憶のメカニズムを知らなければ、効率的に暗記することができません。
長期記憶の条件は、すべての人間に共通して次の2点です。
一定期間に何度も繰り返された情報
偏桃体が動いた情報
このうちどちらかの条件を満たした情報が、長期記憶になります。
まず、暗記に重要なことは、覚える時間よりも、何度も思い出そうとする行為です。何度もアウトプットしていくうち、海馬はその情報を大切なものと認識し、長期記憶に入れようとするからです。
よく人に勉強を教えると自分の勉強になると言いますが、これは教えるというアウトプットを繰り返すことで、自然に長期記憶になるからです。
また、脳の中に偏桃体という場所がありますが、これは強い感情によって振動するという性質があります。この振動は隣の海馬へ伝わり、海馬はその情報を側頭葉へ送ります。
側頭葉は長期記憶を司るので、偏桃体の振動こそ長期記憶のポイントだと言えます。
エビングハウスの忘却曲線
このように長期記憶には2つの条件があります。これに漏れた情報は、短期記憶として消滅します。
これを忘却と呼びます。
これまでに様々な学者が忘却の仕組みを明らかにしています。その中でも特に有名なものが、エビングハウスという心理学者によって行われた実験です。
彼は関連性のない単語を覚えた後で、一定時間おき、再度覚える際どれだけの時間を節約できるかについて実験を行いました。
例えば、1回目と2回目で暗記にかかる時間がまったく同じだったとします。この場合、時間を節約できていないため、「節約率0%=忘却率100%」と定義します。2回目にかかる時間が同じだったら、「節約率=忘却率50%」です。
本来この実験の意図は、一度覚えた知識を覚え直す際の「節約率」にありました。ただ、一般に広まったのは、時間の経過に伴う凄まじいまでの忘却率でした。
それは以下のようなものでした。
一度覚えたことは、復習されなかった場合、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
1日後には74%忘れる
1週間後には77%忘れる
1ヶ月後には79%忘れる
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