慶應通信を卒業する思考:得意分野を構築する履修計画のポイント

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得意分野を作る重要性

慶應通信で学んでいるうちに、自分の得意分野が見つかります。それが後の卒論テーマに繋がるので、どれだけ早くその段階に行けるかが、卒業時期を左右します。

 

基本的にそこまでの道は、紆余曲折があります。

 

私の場合、3年目の途中までフランス文学で卒論を書くつもりでしたが、類変更してまで教育心理学の動機づけ理論を専攻しました。

 

結果的にこれは大成功で、わずか1年で卒論を終わらせ、その時点から最短卒業しました。これは偶然ではなく、戦略的な履修計画が大いに関係します。

 

このページでは、得意科目を作る方法について説明します。

計画には理由がないとダメ

多くの人は履修計画を立てる際、「期間」と「科目」という2つの次元で考えます。

 

「いつまでに、何の科目をやる」という計画の立て方です。

 

ただ、このような計画が実現することは、ほとんどありません。

 

「なぜその科目でないといけないか?」に対する具体的な理由がないからです。

 

考えてみれば当たり前ですが、目的がなければ行動を継続することはできません。

 

壁に突き当たった瞬間にやめる理由を探すので、わずか1時間で諦めてしまいます。

 

そこで、次のように計画の中に理由を入れてください。

「次に活かす」という思考

レポート上級者ほど、次に書くレポートは決まっています。

 

例えば、「論理学(A)」を履修したら次に取り組むべきレポートは「論理学(L)」です。

 

理由は、知識を使い回せるからです。以前のレポートに追記し、科目試験対策も内容を思い出すだけで十分合格できます。

 

このように、既に学んだ科目と似た科目を履修することで、新規で学ぶ場合と比べて、早く深く学ぶことができます。

 

このような勉強を「効率性が高い勉強」と言います。

 

たまに効率性を楽する方法と勘違いしている人がいますが、本当の効率性とは、「きちんと努力した場合に成果が出るか」によって決まります。

 

特に、慶應通信のように卒業まで学ぶべきことが多い場合、いかにしてまとまった単位を取るかが重要なので、本来の意味の効率性を意識してください。

 

これに関して、私の場合は片っ端からフランス文学を履修しました。

 

総合教育科目の「文学」でフランス文学を選択したのを始め、専門教育科目の「19世紀のフランス文学T」、「19世紀のフランス文学U」、「20世紀のフランス文学」をすべて履修し、スクーリングでも「フランス文学」と名のつく単位は取れるだけ取りました。

 

理由は、小説の使い回しができるためです。

 

毎回新規で小説を読んでいたら時間がかかり、考察もなかなか進みません。ただ、最初から小説の内容を知っていれば、以前より素晴らしいレポートを書くことができます。

 

このような有意義な学びの先で、卒業まで活きる自分だけの得意分野を作ることができるのです。

 

すべてのレポートは、卒論に通じます。そうなるよう、意識して学ばなければなりません。

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