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慶通生が抱える疑念
慶通生の中には、「慶應通信で頑張れば、本当に慶應卒の学力が付くのか」という疑念を抱えている人がいます。
ただ、卒業まで見てきた私からすれば、「そもそも慶應卒の学力って何?」と感じてしまいます。
一般的には、通学課程の大学生は入学時が一番優秀で、卒業時に一番能力が低くなります。
講義があるので情報収集に苦労しませんし、何でも手取り足取り教えてもらえるので、4年間本気で頭を使う機会がないからです。
そのため、4年間も大学で学びながら、勉強の仕方すら知らずに卒業していく人が圧倒的多数を占めます。
冒頭の疑念は、慶應通信の勉強をこういった勉強より下に位置づけていることに他なりません。
当然そのようなことはあり得ないので、自分自身の勉強の価値をまったく理解できていないと言えます。
慶應通信で身に付く学力
確かに慶應通信を卒業したからと言って、入試科目の知識が身に付くわけではありません。レポートを書く上で、これらの知識は必要ないからです。
ただ、そもそも学力とは、入試科目の知識だけを指すのではありません。
入試問題はパターン化されているので、反復練習により誰でも一定の正解ができます。一方、ゼロベースからの思考はほとんど問われません。
このように入試で問われる学力は非常に偏っているので、入試の成績だけで学力を定義することなどできないのです。
そこで、学力とは何かについて考え直す必要が出てきます。
学力には、「知識」と「知恵」という2つの側面があります。入試問題のような単純な知識量だけではなく、それをどう活かすかという知恵を鍛え、最終的には物事の見方を変える力を指すのです。
このうち、後者が慶應通信で身に付く学力です。
例えば、レポートを書く際、「レポート課題に答えるには、どのような問いを立てれば良いだろうか。」「そのためには、どのようなことを学べば良いだろうか。」といった逆算的思考を用います。
このように決められた問題に答えるだけでなく、自ら問題を立てる課題解決能力が身に付きます。
この思考回路の強化により、勉強以外のあらゆる場面において、問題の本質を捉えることができるようになるのです。
ここまで読めば分かりますが、慶應通信を卒業すれば、入試などの限定的な意味に限らない「高い学力」が身に付きます。
冒頭に述べたような心配はまったくもって無用なので、心置きなく勉強して慶應卒になってください。
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