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レポートの目的と節立ての関係
レポートは議論です。議論に様々なパターンがあるのと同じように、レポートの節立てにも様々な方法があります。
このページでは、節立てについて大まかなイメージを掴んでほしいと思います。
まずは、議論のパターンについて説明します。
議論には、皆で意見を出し合ってから、それをまとめていくという形式や少数の人が力強く持論を展開し、それを周りの人が理解するという形式があります。これらは、どちらも議論の目的である「答えを出すこと」を果たしているという意味では、正しい形式を取っています。
節立てにおいても重要なことは、いくつ節を用意するかということではなく、レポートの目的を満たすものになっているかどうかです。
レポートの目的とは、「テキスト理解→考察」という流れで答えを出すことなので、それを意図した節立てであれば、すべて正しいと言えます。
反対に、いくら丁寧にテキスト理解を示しても、肝心の答えを述べる節がなければ、「ここまでの節はなんだったのか」と思われても仕方ありません。
したがって、説明を示す「説明節」と答えを述べる「考察節」の繋がりさえきちんとしていれば、必ずしも「説明節→考察節」の順序にならなくても良いことを意味します。
例えば、「説明節1→考察節1→説明節2→考察節2」というように順番を組み替えても問題ありませんし、説明節と考察節を1つにまとめて、「問題1についての説明と考察」→「問題2についての説明と考察」と展開しても構いません。
結局のところ、これらの違いは述べる順番に過ぎず、重要なことはレポートに必要な要素が揃っていることです。
それは、テキスト理解と考察のセットです。
このように、節立てはレポートの展開をサポートします。必要な節を判断できるようになれば、論理的な文章を作成できるようになるのです。
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