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文章の客観性
レポートの文章には、「公共性」と「客観性」という2つの性質があります。
このページでは、レポートの客観性について解説します。(公共性についてはこちらのページをご覧ください)
「客観性」とは、いつ誰がみても同じように感じ、人を納得させられるという性質であり、その程度を示す概念となります。自分だけの意見よりも第三者から集約した意見の方が、客観性が高いと言えます。
この客観性は文章にも存在します。
例えば、慶通生の個人ブログで、勉強の進め方を解説している人がいます。ただ、書いた本人が卒業していなければ、本当に正しい方法かどうか分かりません。そのため、文章の客観性は低いと言えます。
一方、当サイトは卒業した私が書いており、豊富な指導実績もあります。実際に卒業生も輩出しているので、私の指示通りに進めたら必ずうまくいきます。そのため、文章の客観性は高いと言えます。
このように、客観性が高い文章は読み手を納得させる説得力を持ちます。この説得力を高める方法を知ることで、客観的な文章を書くことができるのです。
根拠がある文章
客観性がある文章は、説得力があり、誰がみても正しいという特徴があります。それには、必須となる要素があります。
なぜそう言えるかという「根拠」です。
どんなに分かりやすい文章でも、それが正しいかどうかは別問題です。この点を示すには、根拠を挙げて内容の正しさを証明しないといけません。
このようなわけで、客観的な文章は内容が正しいだけでなく、それを証明する根拠が必須となります。
レポートでも同じです。
実際のところ、レポートは極めて客観性が高い文章です。レポートは根拠がある者同士の対話であり、それには客観的な視点が必須となるからです。
そのため、レポートを書く際は、根拠を示した上で考察を加え、説得力ある文章を作成する必要があります。
その方法は簡単です。
第三者の意見を添えれば良いのです。テキストや参考文献から根拠となる文を引用したり、その内容をもとに考察することで、何人も反論することができない結論を導くことができます。
たったこれだけで、文章の客観性が上がり、正しいレポートであると認められるので、効果的な引用を行うようにしてください。
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