卒業まで活かせるモチベーションの作り方

ホーム＞慶應通信の勉強が不合格になる理由＞卒業まで活かせるモチベーションの作り方

慶通生のなかには、時間短縮の方法や簡単に単位が取れる科目を聞いてくる人がいます。ただ、私が正直に思うことは、このような質問は慶應通信を卒業する上でまったく意味がないということです。

仮に私のアドバイスを受けて合格しやすい科目を履修できたとしても、その他の科目を履修しない限り、卒業できません。そのときに同じ方法は通用しないので、結局一から学び直す必要が出てきます。

慶應通信では目先の単位を取ろうとすると失敗し、目先の単位を逃すことができると成功します。このことは、なぜ入学時にあれほど意気込んでいた人が、すぐに諦めてしまうかの答えでもあります。

そこで、あなただけは行動の原理原則を理解してください。

動機づけ理論では、人のやる気について様々な研究がなされています。その内容を学ぼうとせず、「やる気が出なくて困っています」などと嘆いているのは、本当に勉強する気があるのかなと思ってしまいます。

慶通生の中には、「勉強しなきゃいけない」という意識こそあるものの、何の行動も起こせていない人がいます。こういった人は、行動する前から色々なことを考え、100％理解してから行動しようとします。

ただ、行動が無ければモチベーションは下がるしかありません。そのため、「やる気が出たら勉強しよう」という考え方では、絶対に成功しないという事を把握してください。

このようなわけで、「やる気が出たら…しよう」という思考は、モチベーションの原理に反しています。この思考を捨てない限り、絶対に成功はありません。

そこで、動機づけ理論には、「行動すればやる気が出る」というシンプルなルールがあります。

多くの人は、「やる気があるから行動する」と考えています。ただ、これは間違いです。

真実は、「行動するからやる気が出る」です。理由はシンプルで、行動を通じてのみ、その行動の楽しさが分かるからです。

動機づけについて考える際、「自分の行動」という要素は必須です。

なかには、自分は一切動く前から、やる気だけ上げようとする人がいます。これは、なんとなく慶友会に入ったり、講師派遣に参加する人が該当します。

確かに、この方法であっても一時的にやる気は上がります。ただ、あなた自身は本質的に変わっていないので、やる気は長続きしません。

例えば、スクーリング期間に最もやる気が高まるという人はいませんか。そういう人は、これまでの生活を反省し、家に帰ったらバンバンレポートを提出しようと固く決心するかもしれません。

ただ、これを実現できた人はほとんどいないと断言できます。

スクーリングは自分の行動ではないからです。この行動の本質が抜け落ちているので、そこで生まれたモチベーションも弱く脆いものになります。

考えてみれば当たり前ですが、良質なやる気、まず長い時間が必要です。長い時間をかけて熟成したやる気は、ちょっとやそっとのことではビクともしません。

そのためには、方法論として正しいことを行わなければなりません。それは、自分の行動でした。

こういった心理学の見地からも慶通生をサポートしているので、無料メルマガ登録して学びを加速してください。

慶應通信を卒業する思考：卒業まで活かせるモチベーションの作り方