慶應通信の卒論は前半で理論、後半で実験を扱います。全体を通して大切なことは、文献理解に力を入れ、理論を充実させることです。実験結果に対して考察を加える際、助けになるからです。実験結果というものは、往々にして思った通りのものは得られません。そのとき理論をきちんと理解していれば、なぜそうなったかについて...
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慶通生にとっての最初の到達点、それが卒論指導登録です。慶通ライフの折り返し地点なので、真の慶應卒になるための試練が待ち構えています。ただ、なかには「そもそも卒論って何?」という人もいると思うので、慶應通信の卒論について、私が実際に感じたことを含めて総合的に説明していきます。卒論とは、卒業所要単位の必...
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卒論は最短でも2年かかります。これは、半年ごとに実施される卒論指導を3回以上受ける必要があるためです。私の場合、2010年3月に卒論登録をして、2012年3月に卒業しました。概観すると、2010年10月に初回指導を受け、2011年5月に2回目の指導で「卒業予定申告」が許可され、同年10月の指導で「卒...
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私の卒論は、教育心理学の動機づけ理論を扱っています。「子どもに対して、どのように教えたらやる気が上がるか」について研究しました。これから卒論を始めるとき、最初に考えることがあります。それが、卒論構想です。結論を出すために、何を述べる必要があるかをリストアップする作業です。私の卒論構想は、次のようにな...
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慶應通信の卒論には、実験データが不可欠です。私の場合、教育心理学の動機づけ理論について研究しました。そのため、「動機づけ理論」、「子どもの認知構造」、「学習の認知過程」について一通り述べた後で、内発的動機づけに適した学習方法について仮説を立てます。ただ、仮説そのものが完全オリジナルなので、本当に内発...
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