サスペンスドラマ

慶應通信のレポートは何よりも書き方が大切。進め方から仕上げ方までの情報を完全網羅!

レポートの本論には、必ず節がないといけません。節は作文における「段落」とは違うため、きちんとその役割を把握しておくことが大切です。

 

今回は、レポートにおける節の必要性について説明していきます。

節立てしないとどうなるか

「レポートが受からない」という人の多くは、かなりの確率で適切な節立てができていません。それどころか、レポートの初めから終わりまで延々と文章が続くといった、そもそも節が見当たらない場合もあります。

 

その結果、非常にまとまりのないレポートになってしまいます。

 

まず、節がなければ、どこに何が書いてあるかがまったく分かりません。

 

例えば、最初の文では、ある概念と政治との関連を述べているかと思えば、次の文では、その概念の種類分けを行っています。このように文と文が繋がっていなければ、ある文だけ宙に浮いたようなイメージになります。

 

これではなんのためにその文を書いたのかが分からないので、思い切って消すか、次の文とうまく繋げることを考えなければなりません。

 

また、一文ごとに断絶してしまえば、当然内容も薄くなります。レポートでは、わずか一文で扱えるような内容などないため、予め述べる場所を決めるなどして、きちんとした分量でまとめなければいけません。

 

こういった様々な問題は、実は節を作ることで、すべて解消します。

課題をそのまま節にする

節立てのコツは、非常にシンプルです。課題通りに、節を作っていけば良いのです。

 

例として、次の課題を見てください。

 

「脳卒中の診断、治療法、現状について説明しなさい。」

 

まず述べるべき項目をピックアップします。

 

今回の場合は診断、治療法、現状です。これらが混在するのを防ぐため、次のように節立てします。

 

第一節:診断

 

第二節:治療法

 

第三節:現状

 

このように節立てすれば、漏れや重なりが無くなり、必要な情報を網羅することができます。

 

もう1つ、次の課題を見てください。

 

「テキスト『クロニクル社会学』の章の最後にある「読者案内」で挙げられている文献を要約したうえで、その書物の観点から現代社会について論じなさい。」

 

こちらの課題では、文献の要約と考察を行います。これらをきちんと区別するため、次のように節立てします。

 

第一節:選択した文献の要約

 

第二節:現代社会についての考察

 

このように節立てすることで、結論までの見通しを立てることができます。文献内容と現代社会の共通項を探し、理論と実践の違いについて述べていけば良いのです。

 

こうしてみると、レポートは誰でも合格できる可能性があることが分かります。

 

私が生徒様にレポートのアドバイスを送ると、「どうしてそんなにアイディアが出るのですか」と驚かれることがありますが、実は何のことはありません。特別にカラクリを話すと、節立てを行い、どこで何を書くかを整理しているだけなのです。

 

その1つが、今回お話したレポート課題の細分化という方法です。なかには「自由に論じなさい」といった漠然とした課題もありますが、多くは課題のなかにヒントがあるため、節立ての際はそれを思い切り反映させることを考えてください。

 

節立てについては、こちらのページもご覧ください。

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