サスペンスドラマ

慶應通信には受かりやすいレポートがあります。それが説明型レポート。説明型レポートとは・・・。

説明とは文献の要約である

次に、本論を書くために必要になる勉強の仕方を説明します。

 

説明型レポートの文章は、当然ながら大半がテキストや文献の説明です。そこでは独創的な視点や、画期的な考察は必要なく、テキストの内容を正確に理解しているかが重要になります。とにかく文献にあたり、情報を仕入れることが重要になります。
これはインプットという作業であり、「説明型レポート」を支える柱になります。

 

次にインプットした情報をアウトプットするのですが、ここで一つ問題が生じます。

 

それは、文章が頭に入っておらず、本の丸写しになってしまうことです。文献から文章を繋ぎ合わせただけの文章は、必ず読み手に伝わり、それゆえ不合格になります。私はこれを文献の劣化版コピーと呼んでいますが、部分的に修正していくことが難しくなります。

 

このような問題は、説明とは何かが根本的に分かっていないために起こるので、ここで一度認識を正しておきましょう。

 

レポートとは、根拠を持った者どおしの対話です。議論と言い換えても構いません。

 

議論において、文献の文章を自分の意見として使う人がいるでしょうか?

 

これでは、いくら内容が正しくても、議論しているとは認められません議論とは、事実を述べるのではなく、事実を知った上で、事実を自分は捉えたかを示す必要があるのです。

 

説明型レポートでは、「説明」することが議論なので、自分の言葉に直して、文献の内容を説明しなければなりません。こういった意味で、文献の劣化版コピーは通用しないのです。

 

説明型レポートにおけるアウトプットとは、文献の要約です。要約のスキルを高めることで、説明型レポートは攻略できます。

 

要約の仕方

 

・必要箇所を3度読み、内容を理解する(インプットする)

 

・段落ごとで最も重要な箇所にマーカーを付ける

 

・段落ごとに一文要約をする

 

・1時間置く

 

・書き出した文を繋げ、文章にする

 

 

この方法で要約ができます。先の問題の原因は、本の文章が強く頭に残ってしまっているからです。

 

本の文章が頭から離れていないうちに書こうとすると、どうしても気持ち的にはテキスト依存になってしまいます。そこで、文献から物理的に離れる必要があります。つまり文献の内容を忘れずに、文章は忘れる事が大切なのです。

 

このように言うと困難に感じますが、上記の方法であれば、問題なく達成できます。実際に1時間経つと、かなりの記憶は薄れます。文献の内容は残りますが、具体的な文章は跡形もなく記憶から消えるのが普通です。この脳の働きを利用することで、一番大切な「内容の部分」だけが記憶に残るのです。

 

このとき、文献の内容じたいに不安があっても大丈夫です。重要な点は一文要約してますので、それをもとに、他の文章を構成することができるからです。結果として、文献の再構成、つまり文献の要約になります。

 

私のお勧めは、3冊くらい一気に読んでから1時間をおいてみることです。3冊分の情報が自然にミックスされ、完全オリジナルの文章ができあがります。

 

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