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節の作り方は多岐にわたるので、絶対に正しいというものはありません。議論に様々なパターンがあるのと同じように、節立てにも様々な方法があります。
例えば、皆で意見を出し合ってから、それをまとめていくという形式の議論があります。また、少数の人が力強く持論を展開し、それを周りの人が理解するという形式の議論もあります。これらは、どちらも議論としての役割(答えを出すこと)を果たしているという意味では、正しい形式を取っています。
節立てにおいても重要なことは、いくつ用意するかといったことではなく、レポート本来の役割を果たすものになっているかどうかです。それさえクリアしていれば、どのような節立てをしていてもレポートは合格します。
レポートの目的とは「テキスト理解→考察」という流れによって、答えを出すことです。それに貢献した節立てであれば、すべて正しいと言えます。
例えば、いくら丁寧にテキスト理解を示しても、肝心の答えに結びつかなければ、「ここまでの説明はなんだったのか」と思われても仕方ありません。これが上述した内容の分断です。
しかし、このことは逆に言えば、説明節と考察節の繋がりさえきちんとしていれば、「説明節1→説明節2→説明節3→考察節」の形にならなくても良いことを意味します。
例えば、「説明節1→考察節1→説明節2→考察節2」と順番を組み替えても問題ありませんし、説明節と考察節を1つにまとめて、「問題1についての説明と考察」→「問題2ついての説明と考察」と展開しても構いません。
結局のところ、これらの違いは、述べる順番の違いにすぎません。順番ではなく、必要な要素がそろっているかが重要です。それは、説明と考察でした。
したがって、節立てとは、レポートを論理的に展開することを助けるものだと思ってください。
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