慶應通信の地学について、大気の歴史を酸素の増加や二酸化炭素の減少を中心にまとめました

卒業できるレポートのノウハウをすべて無料メルマガにて授けます

地球に存在した最初の大気は、水素とヘリウムが中心でした。そこからさまざまな変遷を経て、二酸化炭素と水蒸気が大気の中心になりました。

 

しかし現在の大気は、窒素80%、酸素20%であり、二酸化炭素はわずかしかありません。

 

したがって、大気の歴史を語る上での一番のポイントは、二酸化炭素の誕生と減少、酸素の誕生と増加になります。この点を中心に、年代ごとに大きな出来事をまとめます。

 

46億年前

地球はビッグバーンにより、太陽から生まれました。原始大気は水素とヘリウムなど軽い空気が中心であり、水蒸気の温室効果により高温高圧でした。

 

その後、数年万年間の太陽風にさらされ、軽い水素とヘリウムは、宇宙に飛ばされ地球からほとんど消えます。その結果、温室効果がなくなり、地球全体が冷え込み、地殻(現在の海底)ができました。

 

地殻ができたことで火山活動が起き、二酸化炭素とアンモニアが噴き出され、第二の原始大気ができます。大量の二酸化炭素による温室効果で、地球の表面温度は300度以上にまで達し、マグマオーシャンと呼ばれました。

 

ちなみに、地球と同じビッグバーンで誕生したと考えられる金星と火星は、ここまでは地球と同じ過程を歩みます。

 

43億年前

火山噴火によって上空に上がった水蒸気が冷やされ、雨として降り注ぎ、海ができます。海は地球上の二酸化炭素の半分を吸収し、大気から二酸化炭素が大減少します。

 

これが一回目の二酸化炭素の大減少です。

 

32億年前

海中に太陽の光エネルギーで生きるシアノバクテリアが誕生します。シアノバクテリアの光合成により、海中に初めて酸素が生成されました。

 

ただ、この酸素は海中の鉄の酸化に使われ、大気中に出ることはありませんでした。

 

27億年前

シアノバクテリアの大量発生により、二酸化炭素が大減少し、(二回目の二酸化炭素の大減少)と酸素が増加します。酸素は引き続き、海中の鉄の酸化に使われました。

 

こうして縞状鉄鋼層が生成されます。

 

20億年前

海中の鉄はすべて酸化され、余剰酸素が地上に出ます。この酸素はオゾン層を形成し、地上への有害な紫外線がカットされるようになります。

 

4億年前

紫外線がカットされたことで、地上に植物が誕生します。植物の光合成により、大気中の酸素量が増加します。

 

このような変遷の結果、現在の大気組成が完成しました。二酸化炭素は海洋の吸収とシアノバクテリアの増加という二度の激減期を経てわずかになった一方、酸素はシアノバクテリアにより生まれ、植物の増加で20%にまで増えました。

関連ページ

「経済学」 需要と供給の基礎知識
経済学のレポート課題に合わせて需要と供給の関係をまとめました。
「経済学」 需要曲線がシフトする要因
経済学のレポート課題に合わせて需要曲線と価格変化の関係をまとめました。
「経済学」 需要の価格弾力性
経済学のレポート課題や科目試験に合わせて、需要の価格弾力性について説明したページです。
「経済学」 代替財と補完財
経済学のレポート課題や科目試験に合わせて、代替座や補完財について説明したページです。
「地学」 プレート移動
地学のレポート課題や科目試験に合わせて、プレート移動について説明したページです。
「地学」 深海水の循環
地学のレポート課題や科目試験に合わせて、新海水の循環について説明したページです。
「政治学」 日本の資本主義民主政治
政治学のレポート課題や科目試験に合わせて、日本の民主政治について説明したページです。
「政治学」 中国の社会主義民主政治
政治学のレポート課題や科目試験に合わせて、中国の政治体制について説明したページです。
「政治学」 なぜ社会主義は自滅するか
政治学のレポート課題や科目試験に合わせて、社会主義の特徴について説明したページです。
「政治学」 ポリアーキーの定着条件
政治学のレポート課題や科目試験に合わせて、社会主義の特徴について説明したページです。
「法学」 三権分立と三権の機能
法学のレポート課題や科目試験に合わせて、国会、内閣、裁判所の関係性や権限について説明したページです。
「論理学」 真理関数理論
論理学のレポート課題や科目試験に合わせて、真理関数理論について説明したページです。
「論理学」 量化理論
論理学のレポート課題や科目試験に合わせて、量化理論について説明したページです。
「哲学」 自由と決定
哲学のレポート課題や科目試験に合わせて、自由と決定について説明したページです。

HOME レポートのノウハウ 卒業のノウハウ 指導実績 メルマガ登録